ホピ族からメッセージ
今、世界中の人々がバランスを失っている。昔の生き方に戻らなければならない、と長老たちは言っていた。そうすることがとても難しいことは、わしは知っている。だが、バランスが大きく崩れると、地震、竜巻、病気の蔓延、飢餓、火山の爆発などさまざまな厄災がやってくる。
わしらは、自分たちの身も心も守らなければならない。新しく、近代的なテクノロジーは確かに強い。だが、その力でいつもコントロールできるとは限らない。もしも事態が悪化すれば、なんの役にも立たなくなるだろう。飢餓が来れば、大地から食べ物を得るのは難しくなるだろう。すべてが汚染されているからだ。そのために、わしらはたいへんな目にあう。だから、何よりもバランスを取り戻さなければならん。わしらは今、まるで自分で自分を滅ぼそうとしているようなものだ。もしも、わしらがバランスを少しでも取り戻さなければ、すべてのことがますます悪化していくだろう。人も動物も大地もすべてのものが滅んでいくだろう。そして、戦争がやって来る。・・・
わしらホピは、浄化されなければならないことを知っている。わしらのことでいえば、誰かがホピの現在のシステムの誤りを調査し、浄化するであろうことを知っている。しかし、今や、すべての人々のバランスが崩れているので、未来にはとても困難なことが待ち受けている。これはひとえに、バランスを失っているあなた自身にかかっているのだ。バランスを保つ生活に戻るのが困難なことは知っている。何か、もっと醜い死者が出る何事かが近づいている。動物も人を襲うようになる。すべてはバランスが狂っているからだ。わしら自身を浄化し、バランスを取り戻さなければ、戦争や破壊を止めることはできない。自分たちの信じていることを、もっと積極的に進めなければならない。わしらの言うことを信じるのは難しいかもしれん。だが、重ねて言おう。あなた自身にかかっているのだ。わしには、あなたたちの心を変えたりする力はない。わし自身で、あなた自身で何かをするのだ。自分の信じている霊的な道や気持ちに対して、あなた自身が変わらなければならない。
すべてはあなたたち次第なのだ。自分自身と人々のために、大地や動物たち、地球のために、何かをするのだ。わしらは皆、ひとつの地球の上にいる。神戸の地震は終わっていない。大地はまだ揺れている。だからこそ、わしらは、大地や人々や動物や木々や草花を救わなければならない。それを救うのは、あなた次第なのだ。植物は、病気の治療のための薬として、わしらが使ってきた役立つものだ。この地上のすべてのものが救われ、生き残ることは、わしらの願うところだが、すべての人が生き残るというわけにはいかないだろう。地震や、あるいは竜巻、洪水、地球上に蔓延する病が人口を減らしていくだろう。わしらは、今、紛れもなく危機に面している。自分のことと、人々のことを考えるのだ。そして、生き残るためには、ともかく将来に向かって進むしかない。あなたが信じようと信じまいと、わしらに伝えられた預言のすべてが現実のものとなっている。長老から、これらの話を聞いたときには、わしは信じなかったが、今にして思えば、すべてが、わしらの長老が伝えてきたとおりだ。どうか、自分自身と他の人々のために、よく考えてほしい。ありがとう。このことを話せて、嬉しく思う。
「ホピ的感覚」預言された「浄化の日」(1995年1月18日)のメッセージ
小原田泰久 著 KKベストセラーズ より引用
- 2015.09.16 Wednesday
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- 09:46
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